コラムニストになるために書く訓練をするのだ!!!

日々のニュースを私的視点から(なまくらですが)切り込む !! 1分ぐらいで読める分量を意識して書いています。 コメント欄で議論をしあえる場を作っていけたらなと思っています。

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トリノオリンピックのつたえかた

トリノオリンピックが閉幕した。
女子フィギュアスケートで荒川選手が金メダルを取り、各メディアはこぞって「日本を救った」と報じたが、いったい誰が救われたのだろうか?
まず、われわれ一般人はメダルがなかったとしても、失望はするだろうが別に困ったことには陥らない。救われるという表現には似つかわしくない。

それでは選手団か?
それも違うだろう。最終日近くまでメダルが取れなかったことによって、マスコミに散々叩かれ、「井の中の蛙」とまで言われたことを思い出せば、すでに大きな傷を負っていることがわかる。

それでは誰か?
オリンピックに関心が薄れることで困るのは、今回もかなり売り上げを伸ばしたという家電メーカーや、オリンピックツアーを組む旅行会社だろう。
彼らにとってオリンピックは商売対象であり、それに商品価値がなくなるというのは最も避けたいことであろう。とすれば、救われたという言葉がぴたりと当てはまる。

そして、それらの企業の広告などがメインの収入であるマスコミこそが、最も救われたと感じたのではないだろうか?
あおって、あおって何とか視聴率を獲得する努力をしてきたが、結果が伴わなければ視聴率に表れ、それゆえに広告収入も減る。彼らにとっては死活問題だ。
そうであるなら、彼らにとって荒川はまさに救世主に見えただろう。
だからといって、その感想をそのまま発信するというのは、媒体の私物化といっても差し支えないのではないだろうか?

「私想」を押し付け、「私想」で評価するマスコミ。
だが、彼らの言葉には「私は・・・」という枕詞がない。
それがまるで当然であるかのように報じる。
これだと、鋭い人がマスコミ不信になるのは当然である。
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「辞めない族」急増中

従来なら、大臣の2,3人の首が飛んでもおかしくないほどの不祥事4点セット(ライブドア、BSE、耐震偽装、防衛施設庁談合)が堀江メール問題で一気に吹っ飛んでしまった。

堀江メールの真贋については、マスコミが得意の「殺到」をおこなっているので、自分がどうの公の言うつもりはない。
私がここで一番気になったのは、責任の取り方である。

民主党としては一貫して「資金提供疑惑の解明に努めることが国民への責任」として、辞任などはしないようだ。
前原代表は早々に自身の代表辞任を否定し、「そういうことを言うのはマスコミだけだ」ということを言っている。
永田議員は自民党議員の御家芸であった「不利になったら入院」を繰り出し、何とかこの劣勢が収まるのを待っている。

最近こういう「辞めない族」が非常に増えてきているように見えて仕方ない。
冒頭で触れたBSE問題でも、中川農水大臣は「農林水産行政と食の安全に対する責任を果たしていきたい。自らその責任を放棄することは考えていない。」と国会で述べ、辞任を否定した。
また、内紛で世の中を騒がしているJALの新町社長も「再建をおこなうことが、自らの責任だ」と述べ、辞任を否定している。

もし本当に彼らの言っている理由で辞めないのならば、彼らの発言の後ろに「この責任を果たしたのちに、私はきっぱりと現在の職を辞めます」と続けなければ理論的に成り立ち得ない。
まあ、彼らの本音は「こんなことで、現在のおいしい役職を辞めてたまるかよ」であるので、こんな言葉が続かないのは当然であるが・・・

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沖縄返還と米軍再編

今日、22日は西山太吉さんの国賠訴訟傍聴、記者会見、勉強会、シンポジウムと丸一日、沖縄密約訴訟関連のイベントに参加した。
沖縄密約訴訟については、法律を勉強した人は、一度は判例を読んだことがあるであろうし、40歳以上の人は、検察側の「情を通じて・・・」という一文を、週刊誌などがスキャンダラスに取り上げ話題になったことから、あの事件か、と思い出される人も多いだろう。
まったくわからない方は、下記のURLで見ていただいたら概要はわかると思う。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E4%BA%8B%E4%BB%B6

この書き出しを見て、「どうせ昔のことだろう、何をいまさら」と思った方も多いかもしれない。
だが、この事件は現在と大きくリンクしているのだ。
まずその時代背景。
密約が交わされた1970年から71年といえばアメリカ政府はベトナム戦争が泥沼化して、世論、戦費ともに困窮していた。
現在、アメリカはイラク戦争がいつ終わるかわからないという状況に陥り、世論、戦費ともに困窮している。
そして、その戦費を補完してくれるものとしての日本。

当時は沖縄を返還することによって、当時の日本円で600億円を越えるお金を核撤去費用などと称してぶんどっている。
現在、米軍再編と称し、日本円で総額1兆円ものお金をぶんどろうとしている。
しかも、それらのお金は積み上げ計算ではなく、アメリカが指示してきた金額ということまで、共通なのだ。
公務員を減らすだとか、議員年金をなくすことなんか吹っ飛んでしまうほどのお金がアメリカの指示でアメリカに「上納」されているのだ。

現在と大きくリンクする、沖縄密約訴訟。
現在という観点から、これからも深く注視していこうとおもう。

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監視カメラの本当の意味

「自分たちが、犯罪をしなければいいことでしょう」

共謀罪のシンポジウムで、一般の観客からこのような質問がでた。
この言葉には、「犯罪をおこなうような自分でなければ関係ないし、犯罪をおこなうものにとっては脅威であるので、いいことばかりじゃないか」という意識を如実に表している。
この意識は大多数の人たちがもっているだろうと思われる。
それゆえ、共謀罪も成立へ向けて動き出そうとしているし、また一方で、歌舞伎町に続き、世田谷という住宅街でも監視カメラを取り付ける動きになっているのだろう。

警視庁成城警察署は、同署管内の住宅や事業所などに防犯カメラ設置を呼びかける集いを2月20日(月)同署内で行った。
この集いで、成城署・土田猛署長は55ヶ所110台の監視カメラ設置がなされたことを公表した。しかも、これらの設置は警察がおこなったものではなく、各個人が自費をはたいて設置したというのだから、この地区の住民が治安に対してものすごく不安感を持っているのだということがうかがえる。

ここで、一番考えなくてはならないのが、「誰が管理・運営をするのか」ということだ。
警察署が感謝の意を表しているところからすれば、やはりその管理・運営は警察署がやることになるのだろう。
ということは、警察にとって、つまりは国家権力にとって支配しやすい世の中になるということだ。国家権力に全面的に信頼感がおける場合はこれでもいいだろう。
しかし、よく考えて欲しい。あなたにとって、権力者はいつでも誠実な人と写っていますか?警察は一切間違ったことをしない、公正な組織ですか?

政治家の汚職や北海道警の裏金問題など、これらを見ても私にとって国家権力は全面的に信頼できるものではない。

国家権力に力を与える場合、それによってわれわれが享受できる利益と、国家権力によってもたらされる圧力を比較衡量して決定する癖をわれわれは持つべきである。

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神戸空港開港

昨日16日、ポートアイランド沖に神戸空港が開港した。
神戸空港については、建設前の段階から反対運動が巻き起こり、その採算性、安全性について疑問が投げかけられていた。

何はともあれ、神戸空港を使いたくなるほどのメリットがあるかどうかを考えてみる。
まず、神戸空港が開港するに当たって、客のモデルケースとしていた神戸~東京間で値段、時間などを単純に比較してみる。
新宿駅発、三宮駅着を例にとって見ると
空港利用の場合    値段:10910円    所要時間:3時間25分   乗り換え:3回
新幹線利用の場合   値段:14670円    所要時間:3時間41分   乗り換え:2回
となり、さすがにモデルケースだけあり空港利用のほうが値段、所要時間とも有利である結果になった。

それでは、少し足を伸ばして姫路まで行ったらどうなるであろうか。
新宿駅発、姫路駅着を見てみると
空港利用の場合    値段:11860円    所要時間:4時間33分   乗り換え4回
新幹線利用の場合   値段:15510円    所要時間:3時間41分  乗り換え:1回
となった。こうしてみると、空港利用のほうが値段は安いものの、乗り換えも多く、所要時間も約一時間長くかかることから、空港を利用する人は少ないのではないだろうか?

となると、神戸市が前から言っていた、神戸以西の人に使ってもらうための空港というのも怪しくなってくる。
また、神戸空港には六甲おろしの影響や、関空との航路が重なることから安全性に疑問がもたれている。一度でも事故を起こした場合、誰も使わなくなるのが目に見えている、綱渡り開港なのだ。

安全を確実に確保し、利便性以外の魅力をつけた場合のみ、神戸市民の重荷にならない空港となるだろう。

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改憲はあなた自身の問題です

12日付英大衆日曜紙「NEWS OF THE WORLD」は、イラク駐留イギリス軍兵士が、3人のイラク人少年に対して暴行を行っていたことを報じ、またその映像を公開した。
その映像は、日本のメディアも報じ、見たという方も多いだろうが、見てないという方のために http://www.newsoftheworld.co.uk/armyvideo.shtml から見ることができるので紹介しておく。
この映像を見て何よりも怒りがわいてくるのが、無抵抗な少年に対して暴行する兵士と、それを煽る撮影者の発言だ。
ここまでくると、狂ってるか薬でもやってるのではないか、と疑いたくもなるほどだ。

この映像に対して、イラクの一部の指導者は抗議行動をすべきだと発言したが、イラク国内でこの映像をきっかけに抗議行動に発展した事実はまだない。
これについて、イラクに詳しい方の話によれば、「イラク国民はこれより酷いことが起こっているという事実を知っているので、この程度の映像を見せられたところで、行動に出ることはない。」とのことだ。
この映像よりも酷いことが行われている現実、ということを想像するだけで背筋が凍りつく気分である。

表面にむき出した、目も覆いたくなるほどの暴力性。
この映像に写っているイギリス軍の兵士や撮影者は、日常ではそんなものを出したりしないだろう。もし出していれば、とうの前に国内で捕まっている。
しかし、戦地では出てくる。
これが、戦争というものなのだろう。
これから勘案しても、戦前の日本軍だけは清廉だったと言い張ることは難しいのではないだろうか?

自民党は自衛隊を軍隊として、各国に出兵できるようにしようと憲法を変えようとしている。
全国の母親に聞いてみたい。
あなたの息子が、他の国に行って、他の国の少年をこんな風にリンチしたとしても、あなたは息子を誇りに思うことはできますかと。
改憲は、遠い世界のことではなく、あなたの子供たちに関係することなのだ。

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価値のない負担を強いるスポーツ中継

トリノオリンピックが現地時間10日に開幕した。
これから17日間にわたって、七競技の八十四種目が実施される。

冬のオリンピックは、夏のオリンピックに比べて芸術点で競う競技が多く、素人目に見ては分らない競技が多いので、私個人としてはあまり好きではないのだが、それでも4年に一度のスポーツの祭典に胸が高鳴る。

しかし、この期待に冷や水をかけるのが、テレビの中継だ。
年々、スポーツ中継をする側の劣化が目立ってきていると感じるのは私だけだろうか。
「興奮と感動をお伝えします。」といった類の言葉を今回も使っている。
興奮や感動は競技を行っている人を見て、受けて側が生産するものであって、別にテレビからもらうものではない。この手の批判は、ずいぶん前からなされていた。
だが、その批判を全く省みず、感動の押し付けをしているのだ。
しかも、最近はスポーツニュースなどでは「感動の走り」といった具合で、発信側が勝手に感動するものとして押し付けているのだ。

他の報道や小説の映像化とは異なり、スポーツは映像の力というもがぬきんでている。
しかし、スタジオで「感動しました」と解説するキャスター、現地で叫ぶキャスターを見るという、相当な負担を視聴者に課したままでは、わざわざ深夜に見ようという気持ちには私はなれない。

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ムハンマド風刺漫画を載せない日本のメディア

日常生活において、衝突した際、第3者が入ることによってうまくいくことはよくあることである。
結婚している人は、夫婦喧嘩を想像していただいたら、すぐに納得いくことであろう。
また、結婚していない人でも、友人との仲直りのきっかけを作ってくれる人、仕事上での衝突の際、間に入ってくれた上司などを思い浮かべれば合点がいくであろう。

デンマーク紙ユランズ・ポステンが昨年9月、ムハンマドの風刺漫画を掲載したことに対して、イスラム教徒の抗議行動が相次いでいる。
一部の国では、デンマーク製品の輸入禁止措置をおこなうなど、国際社会においても大きな影響を与えている。
これに対し、欧州各国は「表現の自由」を盾に、新たに風刺漫画を掲載させるなど、まさにイスラム文化圏と欧州文化圏の衝突、といった状況を表している。

これに対して、日本はというと10日現在、社説で取り上げている有力紙は朝日と産経のみで、テレビ報道もほとんどなされていない。
そして、この報道で一番の核となる、その風刺漫画は、一度も新聞紙上やテレビ画面に出てきてはいない。
確かに、偶像崇拝すら禁止しているイスラム教の人々の心情を鑑み、掲載しないという理由はもっともであるように見える。
しかし、これほど各地で抗議行動などが起こっている原因となった物を載せないというのは、ただ事なかれ主義、そして関係ない社会における問題として取り上げることによって、やり過ごそうとしているとしか見えない。

イスラムでも欧米でもない日本が第3者となり、仲介に入り問題を軟着陸させる、これがこれからの日本の役割だと、評論家などはよく言う。
しかし、メディアを見る限り、これからも日本が第3者の役割をなしうるようになることはないだろう。

追記
すべての風刺漫画が乗っているサイトを紹介します。
http://www.geertwilders.nl/index.php?option=com_content&task=view&id=381&Itemid=74
これを見てもわからない人が多いと思いますが、もし天皇家が風刺漫画で悪く言われた場合、日本のメディアがどのような反応を示すかを考えれば、いかにデンマーク紙が想像力が貧困であったかがわかるかと思います。

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スーパーボウルと京大生

2月6日(現地では5日の夜)、アメリカにおいて、アメリカンフットボールの頂点であるスーパーボウルがおこなわれた。
スーパーボウルは、最近では新聞やテレビのスポーツニュースでも取り上げられるようになったので、知っているという人も多いだろうが、なんせスケールがとてつもない。

・ 全米の視聴率が毎回40パーセントを超え、誰も外に出たくないので、一年で最もデリバリーピザの注文が多い日である
・ CMの放送料は30秒で2億7000万円ほどとなり、各社スーパーボウルのためだけに特別CMを作る
・ かつて、逃亡中の犯人にスーパーボウルのチケットが当たりましたと連絡を入れたところ、のこのこと受け取り場所に現れた犯人が多数いる。

など、アメリカの熱狂ぶりを伝えるエピソードは枚挙に暇がない。

試合はというと、スティーラーズが5度目のスーパーボウル制覇を成し遂げ、ベティス選手の有終の美を飾った。

歓喜に沸き返るその日、最も落ち込んでいたアメフト選手といえば、あの集団暴行をおこなった3人の京大生だろう。
その日の新聞によれば、容疑を認め、被害者に対して謝罪の意を表したという。

一般的に見れば、京都大学という日本でも有数のエリート大学に在学し、また強豪のアメリカンフットボール部でレギュラーを張っていたものたちということで、「就職も引く手あまただろうし、女性にももてないはずはない。なんて馬鹿なことをして、人生を棒に振ったんだろうか。」というように思われるだろう。

まったく私もそう思う。しかし、一方で、このような行動は彼らの先天的欠陥であるとは思えない。社会が「想像力の欠如」と「小さな自己」に閉じこもることを可としている限り、このようなことをおこなってしまう人は増えるのではないかと考える。
他人のことを想像できずに自分たちのルールのみで行動する、将来のことを想像できずに今の快楽を求める。
これはまさに、今回の事件そのものではないか。

ナンバーワンにならなくてもいいとは思うが、オンリーワンであるのみでもいけないと思う。

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ホテル・ルワンダを見て

先週の土曜日、ホテル・ルワンダという映画を見た。

そこに描かれている舞台は、1994年に実際におきた、100万人もの大量虐殺事件を扱った映画である。
そこにいたるまでに、民族間の紛争、大統領の暗殺などを描き、また虐殺の凄惨さ、そして国連軍の不作為など、そこで起こったことをつぶさに映像にしている、見ていてあまりに重い映画である。

ここで、われわれが考えなければならないのは、100万人という数字の持つ重みなのではないだろうかと感じた。文字情報としては、すんなり読み飛ばしてしまいがちだが、100万という数字はものすごい数だ。
想像してみて欲しい。
仮に、この100万人の遺体をすべて見ることができるとして、あなたはすべて見ることはできるだろうか。
私にはできない。
時間的にも難しいであろうし、精神的にも、まずなしえないだろう。
また、この人たちは100万通りの人生を歩んでたはずなのだ。
100万通りの人生を、あなたは想像できますか?

それほどの数が虐殺されているのだ。
それを「100万人」という1フレーズに収納させて、通り過ぎているのではないだろうか?

そして、イラク戦争のイラク人の死者だって通り過ぎているし、また第2次世界大戦の中国や東南アジアにおける死者数だって通り過ぎているのではないか。

われわれ日本人は、幸福にして、ここ60年戦争に参加することはなかった。
それゆえに、他国の戦争や紛争を対岸の火事として見るのになれてしまい、戦死者に対するリアリティが薄れてしまった。だから、死者数を数字として通り過ぎてしまうのも、致し方ないのかもしれない。
しかし、それらの重みを感じないような発言、他国の人々の死を考えられないような発言には、わたしはどうしても賛同できない。
そのような人たちが、都知事や外務大臣としてのさばっている現状に。

ともあれ、この映画は重いものですが、観る機会があれば見てみてください。
きっとなにか触発されるものがあるでしょうから。

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国会の格差議論について

今から、約2年前くらいから使われだした「勝ち組」「負け組」という言葉に代表される格差問題が、今やっと国会で取り上げられ議論が高まってきている。

 国会において、格差を生んだと攻勢をかける野党に対して、小泉首相は「格差はない」と強弁している。
はたして本当はどうなのだろうか?
格差を表す指数としてよく用いられるのは、「ジニ係数」という数字である。0が完全平等、1が一人ですべての富を独占している状態、0.5で4分の1の人たちが4分の3の富を有している状態で、一般的に、この0.5を越えると、是正をおこなわなければならない社会だといわれている。
世界銀行が発表している、1993年段階での日本のジニ係数は0.249であり、経済協力開発機構(OECD)が04年発表した加盟国のジニ係数では、0.314となっている。
これを見ても、ここ10年で格差が急激に広がってきていることがうかがえる。
これに対して、政府はああだこうだと言い訳をしているが、格差が広がっているということは実際の日常の中でも明らかである。
ここ数年で、ホームレスを見かける頻度が劇的に増えている一方、土地バブルが終わったというのに「これは誰が住むんだ」というような、豪華なマンションが乱立したのも最近である。

一方、小泉総理は「格差は悪いことではない。与野党の議員もそう思ってるはずだ。」というような節のことも言った。
そらそうだろうよ。3世議員の小泉なんかは生まれてこのかた、貧乏というものから程遠い生活を送ってきたのだから。そして、与野党ともに2世3世議員がたくさんいるのだから。
この人達が言う格差是認は、利権確保にしか聞こえない。

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2月1日、キャンプイン

今日、2月1日はプロ野球の各球団がキャンプインし、コアなファンにとっては一番楽しい時期がやってきた。どこの球団のファンだろうと、この時期は新しい戦力が育ってくるのを夢想し、自分にとっての理想の打順、投手陣、そして彼らがどれくらいの成績を残すか、願望を込めて予想するということができる時期なのだ。

私は、根っからの阪神ファンなのだが、ほんの5年前まではこの時期のみしか楽しめなかったので、この時期が来るのが待ち遠しかった。
あの頃は、このような黄金期が来るとは思いもよらなかったので、5年という年月は短いようで長いものであり、変わることができる十分な時間なのだなとつくづくと思う。

5年といえば、小泉総理が内閣総理大臣になって今年で5年目を迎えるが、こちらもかなりの変質が起こっているのではないだろうか。
特に、去年の総選挙で圧勝したあたりから、急激におかしくなってきている。
もともと、興味があることには熱心であるが、興味がないことにはまったく的外れかつ、丸投げてきな発言をおこなってきた総理であるが、今では、最も興味のあったであろう、「自分は国民にどう見られるか」ということまで放棄してしまっているとしか思えない。
ライブドア問題で、メディアに逆切れしたときでも、以前ならどのように伝えられるかを十分考えて、自重したであろうし、パフォーマンス的な行動も全くしなくなった。
最も熱心であった部分でさえこのざまなのだから、もともとまる投げしていたところは目も当てられない。
牛肉偽装問題における発言、「再開したばかりなのに残念ですね」はボケ老人といっても差し支えないほどだ。
すでに、燃え尽きてしまったのなら、早々と表舞台から去っていただきたい。

去年、圧勝でセリーグを制覇した阪神タイガースには、燃え尽きずさらに上を目指していただきたい。

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