コラムニストになるために書く訓練をするのだ!!!

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取材源秘匿をめぐる裁判所の動向について

司法機関の自浄作用は、まだそこまで廃れてはいないようだ。

米国の健康食品会社への課税処分に関する報道を巡り、NHKの記者が民事裁判の証人尋問で取材源の証言を拒絶したことについて、東京高裁は17日、拒絶を正当と認めた新潟地裁決定(05年10月)を支持し、会社側の即時抗告を棄却する決定を出した。

この決定は、東京地裁が14日、「取材源が公務員などで、守秘義務違反で刑罰に問われることが強く疑われる場合は証言拒絶を認めない」とした決定とは真っ向から反するもので、きわめてまっとうな判断であると思う。

そもそも考えて欲しい。
今までの事件を見てきても、権力側というのは都合の悪いことを隠してきたではないか。
記憶に新しいところでは、外務省機密費、桶川ストーカー事件による県警の怠慢、道路公団の保養所とすぐに思いつくだけでも、さまざまな権力機関が情報を隠してきた。
その隠された事実を、何とかして伝えようとするのがジャーナリストとしての仕事なのだ。

これは、よく事務所の先輩とも議論になるのだが、その先輩が言うには「ジャーナリストなんてものはそもそも虚業」なんだそうだ。
確かにそうかもしれない。
政府がまったく悪いことをせず、すべてを公にし、国民もすべてを預けられるほどの信頼を持っていたなら、ジャーナリストなんて必要はないかもしれない。
しかし、そのような政府は絶対的に存在し得ないので(またそのように振舞っている政府こそ常に監視する必要があるのだが・・・)、ジャーナリストの必要性があり、守秘義務違反をそそのかすなども、必要悪なのではないかと私は思っている。

必要悪を「悪」として、一面的に捉えてしまう無知な裁判官がいても仕方がないかもしれない(個人的には裁判官としては失格だとは思うが)。
しかし、これをすぐに覆す決定が出たことに、私はまだ司法の「最後の砦」たる誇りを見た思いがする。
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テーマ:社会ニュース - ジャンル:ニュース

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