コラムニストになるために書く訓練をするのだ!!!

日々のニュースを私的視点から(なまくらですが)切り込む !! 1分ぐらいで読める分量を意識して書いています。 コメント欄で議論をしあえる場を作っていけたらなと思っています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

増税試算の狙いどころ

人の「心理的ものさし」をついた本当にいやな作戦である。

先日、財政制度等審議会が将来の増税を示唆する財政の長期試算を発表した。
これを新聞等で見て、「ここまで来ているのか」と感じた人も多いだろう。

彼らの出した試算は、歳入増だけで財政を再建しようとした場合、消費税について「2011年度は10%程度、15年度は17%程度の税率引き上げ」が必要になる、と記述している。つまり、消費税率を2011年度に15%、2015年度で22%にするという計算である。

逆に、歳出削減のみでの対応を見ても、恐ろしい限りだ。
医療費の自己負担額が2011年度に現行の1.3倍、2015年度に1.5倍、介護に関する自己負担額が、2011年度に現行の1.5倍、2015年度に2倍という試算が出ている。
詳しくはこちら

まあ、実際は歳出削減と増税を組み合わせて財政の再建に当たるのであるので、このような数字にはならないが、この数字は大きな意味を持っている。

例えば、車を買ったとする。そのときにいろいろとアクセサリーを紹介されるのだが、車販売店にとってこれが結構いい利益になるらしい。冷静になって考えてみると、後で車用品店などに行けば種類も豊富にあるであろうし、より安く入手することができるかもしれない。
だが、百万単位の数字の前には数万円という値段がなんとなく安く感じてしまい、買うことを決めてしまう人が多いらしいのだ。
このように、人の「心理的ものさし」は前に出された情報によって、伸びたり縮んだりするというのだ。そして、これは心理学の初歩だけにその効果も大きい。

これを今回の試算に当てはめてみると消費税UPにしても、ここで桁の違う3パーセントアップの8パーセントという数字を実際に出すと、少なく見えてしまう。
また、医療費だって現行の1.05倍という数字にするとかなり少ない感が漂ってしまう。

よくテレビなどの街頭インタビューなどで「今の国の財政を見ていれば、増税は避けられない」と物知り顔で答える人がいるが、彼らはこの罠に完全にはまってしまっているのだろう。

国の増税大作戦は、手を変え品を変え、さまざまな形でわれわれに負担増を求め続ける。
まるで江戸時代の「百姓は生かさず、しぼれるだけしぼりとれ」とでも思っているかのように・・・
スポンサーサイト

テーマ:ニュース - ジャンル:ニュース

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。