コラムニストになるために書く訓練をするのだ!!!

日々のニュースを私的視点から(なまくらですが)切り込む !! 1分ぐらいで読める分量を意識して書いています。 コメント欄で議論をしあえる場を作っていけたらなと思っています。

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共謀罪が成立一歩手前

逮捕から護送される映像や、保釈の瞬間というのはいったい何の意味があるのだろうか?

一昨日から、このような映像を連続で見せつけられていて、もうニュースを見る気さえ失ってしまった。
一昨日は姉歯ほか、耐震強度偽装問題の当事者たちの逮捕。昨日はホリエモンの保釈時の映像と、ヘリを使って、あるいはあるテレビ局はバイクを使ってカーチェイスをおこなって、容疑者を追っかけていたのだ。

しかし、よくよく考えて欲しい。
姉歯くらいのことをやれば、いくら今回が別件逮捕であったとしても、いつかは逮捕されるだろうなということは事件当初から誰もがわかっており、それが現実になったからといってどこにニュース性があるというのだろうか。
ホリエモンにいたってはもっとひどい。
保釈なんて誰もが有する権利であり、それが認められたからといって、なんら意味があるとは思えない。ニュースどころか、情報としての価値もまったくないのだ。

そして、メディアが馬鹿な方向を向いている間に、国会ではとんでもない法律が制定されようとしている。
今日にも強行採決かと噂されていた、現代版治安維持法こと共謀罪が制定されようとしている。なんとか、今日の強行採決は見送られたが、連休明けの9日には参考人質疑を行ない、その後11日には採決に入ろうとしている。
また、今日の午前中に、政府は「教育の憲法」とも言える教育基本法の改定案を閣議決定した。同法案の特別委員会を設置し、本格審議を経て今国会での改定を目指している。
そしてもうひとつ、これはあまり話題に上がらないが、現在、入管法の改定も審議に入っている。これは、外国人に指紋押捺を求めることには人権上の問題があるとして、2000年に廃止されたばかりだが、これとはまったく逆方向の、さらにきびしい取締りをなそうとしている。
つまり、観光でも何でも、来日するすべての外国人に対して、指紋押捺を求めるのだ。

ひとつひとつはばらばらの法律であるが、これらすべてを総合して見てみると、
まず、外国人を追い出して議論を国粋化する。その上で、共謀罪で都合の悪い発言を取り締まる。さらに、何も言えなくなったところで子供たちに愛国心を教え、思想を統一する。
となるのである。

おそろしい、おそろしい・・・


共謀罪共謀罪に反対する集会にて

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衆院千葉7区補選の結果を受けて

いったいなにが変わったというのだろう。

衆院千葉7区補選で、民主党公認の前千葉県議の太田和美氏が接戦の末、自民党が公認し、公明党が推薦する斉藤健氏を破って当選した。

これを受けて新聞各紙は、「ニュー小沢の勝利」、「論争の場の復活」など、好意的な見出しをつけ、一選挙区の動向がまるでこれからの政治の動きを表すかのように乱筆している。
実際は、圧倒的な数の与党有利が変わるわけもなく、共謀罪、教育基本法改正、国民投票法案など、われわれの生活にかかわってくる法案が審議されるのは間違いない状況なのである。
それに、小沢といえば旧自民党政治の中心的な役割を担っていた人物で、いくら変わると言ったって、周りは変わらないわけであり、新たな風を吹き込んでくれるとは言いがたい。
いわば、新聞各社がこぞって小泉改革に渇望していた、旧体制の打倒、その目標相手そのものなのだ。
であるにもかかわらず、この豹変ともいえる、小沢民主党への喝采。
新聞社として、政局がころころ変わってくれるほうが新聞がよく売れるので歓迎しているようにしか見えない。

また、小泉流選挙戦に飽きた結果だと分析もしている。
しかしそうであろうか。
小泉流選挙戦といえば、先の選挙で見られたような刺客やサプライズを多用した「おもしろさ」にこだわる手法に特徴付けられる。
では今回の選挙戦を見てみよう。
「最初はグー、サイトーケン」。これが決め言葉だった幹事長。こんなこと、巷の中年サラリーマンが言ったら、若いOLから無視されるのが落ちであるほど程度が低いおやじギャグだ。
それに、すでに見慣れてしまって「出落ち」の効果が薄れてしまった、ピンク服のおじさんかおばさんかわからない新人議員の応援。
ペラペラしゃべるのが面白かったのに、しゃべらなくなっておもちゃの価値がなくなったファービー人形のような最年少議員の応援。
これのどこにおもしろさを見つけたらいいのか?
一方、民主党は悪代官面の復活、元キャバクラ嬢で補導歴のある若い姉ちゃんの国政進出など面白みだけでいうとこちらが勝っていることは明白である。

おもしろくなりそうな展開に喝采を送る新聞各社、おもしろそうなほうに投票する有権者、流れが変わる変わるといいつつも、本質を見ずおもしろさを追求する社会というのは変わっていないのではないだろうか?
また次の選挙もおもしろいことをやったほうが圧勝しそうだ・・・


太田当選を喜ぶ太田議員

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鉄道会社こそ脱線事故を思い出せ

くしくも、JR西日本の福知山線脱線事故から1年の1日前に、今度はJR東日本で脱線してもおかしくないようなレールの変形が見つかった。

東京都新宿区のJR高田馬場駅付近で24日、埼京線と山手線の線路に約25メートルにわたり最大約5センチ盛り上がりが見つけられ、山手線が約5時間半運休するなど都心の交通網が大混乱に陥った。
現場で立ち往生した山手線内回り電車内にいた乗客約2000人は、高田馬場駅まで線路上を歩いていくという混乱振りであった。

私も、ちょうどそのころ新宿駅で山手線に乗ろうと電車を待っているところであり、この混乱に巻き込まれた形になり、ひどく難渋した。
そういえば、昨年11月にもこのような混乱に巻き込まれ、今年2月にも巻き込まれた。
半年で3回も列車の不通に巻き込まれるとは、電車との相性が悪いのか・・・
だてに、おみくじで凶をひいたわけじゃないのか・・・

まあ、冗談はさておき、問題なのはこれらの不通が同じ工法を理由におこっている事にある。
JR東日本は、運行を止めずにコンクリート注入をおこなう新工法を数年前から始めているという。この日も午前8時半から、盛り土を横切って貫いた鋼材に約40㎥のコンクリートを注入する作業が始められており、この過程で何らかの不都合が生じたと考えられている。

新工法をおこなう前までは、運行を止めて作業するのが一般的だったという。また、運行を止めずとも、電車は夜間営業していないので、夜間に作業することも考えられる。
しかし、電車を運休すれば乗客の利便性とともに、利益という点でもマイナスとなる。
また、夜間の作業をおこなえば、費用がかさむという理由からこれらの方法をとらず、新工法による作業をおこなっている。
ここでもまた、あのJR西日本福知山線脱線事故のときに言われた、利益重視か乗客の安全かという図式が成り立ち、利益重視を採用してしまっているのだ。

JR西日本福知山線脱線事故から1年のちょうど1日前に見つかったというのは、脱線の一歩手前であるということを啓示しているのではないだろうか。
もう一度、あの悲惨な脱線事故が示したものを鉄道各社は思い出し、心に刻んで欲しいものだ。


線路変形している様子が如実に見られる線路

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竹島領有の利益は?

竹島(韓国名・独島)にこだわる理由とはいったいなんなのであろうか。

竹島周辺海域で海上保安庁が計画している海洋調査をめぐり、日韓間の緊張が高まっているがふとこんな単純なことを突き詰めてみてはと思った。

まず日本でよく上がっている声の中に、漁場確保と言うことがある。また、海底資源があるのをほっとくわけにはいかないというのがある。
しかし、これは排他的経済水域(EEZ)の問題で、竹島の領有問題とは次元の異なる話である。
となれば、あと考えられるのは国としてのプライドのみであろう。

また韓国も、李承晩ラインを一方的に設定して竹島を囲い込み、すでに占有しているのだから、これを日本に奪われることは、過去の占領と重なるゆえに話し合うこともいやだと言う状況にある。
つまり、国のプライドが主な理由であることがわかる。

これを、個人に置き換えてみよう。
プライドとプライドのぶつかり合いのときに、どのように解決するだろうか?

例えば相続のとき。このときは利害から兄弟間のプライドの問題に移ることが多い。
プライド同士の争い後、人はどうなるだろうか?
泥仕合のあと、兄弟間の仲が疎遠になってしまうという結果を私たちは知っているではないか。
そして、結局周りから見れば、「親があんな遺産を残さなければよかったのにねえ」ということになってしまうのである。

これを、竹島問題に当てはめると、もともと竹島なんてなかったらよかったということになる。
1965年の日韓基本条約締結時には、韓国側から「竹島については揉め事になるから、爆破してしまっては」というような話しも出たという。

今からでも遅くない。
竹島なんていう小さな島に、日韓の仲が裂かれぬよう、双方痛みわけの「竹島爆破」という選択肢も考えてもいいのではないだろうか?


独島竹島はこんなにも小さい

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黄砂は中国に環境意識をもたらすか

「東京には空がない」とは高村光太郎の『智恵子抄(ちえこしょう)』の有名な一説であるが、もはや、実際に「東アジアには空がない」と言われかねない状況に陥っているのではないだろうか。

先日の18日、東京でも黄砂が観測された。
黄砂とは中国西部のタクラマカン砂漠や、モンゴルのゴビ砂漠などで巻き上がった土壌や砂塵が偏西風に乗ってやってくるものであって、実際に空が黄色く見えることからこの名前がついたとされている。
私も空を見上げたが、いい天気であるのにぼんやりとくすんだ空模様で、なんとも不気味であった。

黄砂を春の風物詩として見過ごすわけにはいかない。
黄砂がもたらすものとしては、まず人体への影響が考えられる。砂塵中の鉱物が体内に入ると、長期間、呼吸器官などに悪影響を与えると言われている。実際に日本より黄砂飛来量が大きい韓国では、健康被害を警戒して、黄砂の濃度次第で学校を閉鎖すると言う。
また、航空機の運行にとって、黄砂による視界不良は大敵で、欠航や着陸のための周回飛行を余儀なくされ、とてつもない混乱をもたらす。
製造業にとっても黄砂は大敵で、飛来した黄砂が製品に混入し、不良品が多発した例もある。
そして生活そのものも支障をきたす。
つい最近、中国に行った人物に話しを聞くと、数メートル前も見えない、目に砂が入って目が痛いので薄目を開けて行動するという状況が続いたと言う。

黄砂の発生原因は、発生地帯の環境悪化とされているが、まだ詳しいことはわかっていない。日本や韓国にも被害がある以上、環境意識劣国といわざるをえない中国だけに任せるのではなく、日中韓が協力し合い、まずはこの発生原因の解明からはじめなければならないのではないだろうか。

われわれ80年代生まれは
「♪はるの うららの すみだがわ のぼりくだりの ふなびとが♪」
などと音楽の授業で教えられても、舟人を見たこともなかったのでピンとこなかった。
私たちの子供たちの世代は、しょっぱなの「はるの うらら」という部分で引っかかってしまうような環境にだけはしたくないものである。


20060419160703.jpg黄砂の主要な移流拡散ルート図

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消費者金融と金融庁

私はそもそも、あの手の消費者金融のCMは大嫌いだ。
さわやかそうな女の子が出てきて、ただイメージ戦略に終始する。
画面の下部には文字で法定外の利息を見せつけ、最後に「ご利用は計画的に」と言う。
そもそも、計画的にお金を使えるような人間は消費者金融に借りるようなことはないのに、まるで「われわれは言ってあげたのに、計画を立てないから追い込みをかけられちゃうんだよ」と言わんばかりだ。
このようなCMは昔は夜中にだけ流れていたものだが、いまや日中、見せつけられてしまう状況にある。

こんな中で、今回のアイフルに対する金融庁による全店業務停止報道。
テレビの流す映像は、アイフルがいかにひどい取立てをしていたかに終始していた。
少しの間アイフルからはCMがこないから叩けるうちに叩こうと言う腹だろうか?それとも、CMをもらっているほかの消費者金融業者はそうではないですよ、と間接的に言っているつもりだろうか?
なんにしても、今までCMをもらってまったくこんな様子を言わなかったのに、よくもまあこれだけ叩けるなあとその無節操ぶりをとうとうと皮肉りたくもなるが、テレビの無節操ぶりは今に始まったことではないのでこれくらいでやめておこう。

それにしても驚いたのは、金融庁が動いたことだ。
私は今まで役所と消費者金融業会は裏でお金を介し、つながっていると考えていた。
でなければ、金銭消費貸借の利息を15%~20%と定めた利息制限法を制定しながら、堂々と29.2%という出資法上の利息を請求している業者を見過ごすということはないであろうからだ。また、計2000万人もの消費者金融利用者がいると言われている中で、これらに対して法律制定以外、何のアクションもしてこなかったからだ。

ともあれ、消費者金融大手のアイフルに対して金融庁が「なたをふるった」ということは大きい
この勢いで、各メディアが批判しているように20%から29.2%までのいわゆる「グレーゾーン」を厳しく規制し、利息制限法に一本化すべきである。(まあ、利息制限法にしても民法の原則から言うとおかしいのだから、民法に合わせるのが一番いいのだが、それでは消費者金融そのものがなくなる可能性があり、借りたい人が借りられなくなりそうであるので)

この施策は、小泉政権にとって「弱者をないがしろにする政権」という批判に対する、格好の対抗策となりうるものである。パフォーマンスとして使われるのは少し癪だが、ぜひともやって欲しい施策である。


アコムCM堂々と利息制限法を超えた利息を提示している大手消費者金融(アイフルではない)のCM

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個人情報保護法を検証してみましょう

個人情報保護法が施行されて一年がたつ。
この一年でなにが変わったか振り返ってみよう。

まず、普段の生活には代わり映えがあっただろうか?相変わらずじゃんじゃんくるDM(ダイレクトメール)、しつこいほどの勧誘の電話、どこから漏れたかわからないがメールボックスを占領するほど来るスパムメール、そして挙句の果ては官庁の情報漏えいや企業顧客の情報流出というニュースが流れる始末。
これで一般市民の誰が「保護されている」という実感を持つのだろうか?

一方でこの恩恵を確実に受けた人々もいる。
金持ちと公務員である。
まず、金持ちは個人情報だということを理由に毎年恒例の所得番付を公表されることがなくなった。これについてはいろいろと意見があるだろうが、公表することにより脱税を防ぐといった理由があった以上、何の議論もなく「個人情報だから」の一手で公表を控えてしまうのには納得しかねる。

そして、最も個人情報保護法の恩恵を受けたのは公務員だろう。
個人情報を理由に懲戒処分者の氏名や、幹部の経歴などの公表を控えるようになってきている。平成の大合併がすすみ、大きな都市が数多くなり、わからない市のことを知るためにも、ますます必要となるはずの情報公開とはまったく逆の動きである。
そもそも公務員は、一般市民に雇われていると言っても過言ではない。社長や株主に対して個人情報だからと懲戒処分者の氏名や、幹部になるものの経歴を秘匿するような会社はありえるだろうか?

われわれの生活にまったく利益を与えず、金持ちや公務員が利益をもたらした、個人情報保護法施行一周年。
この結果を見てみると、個人情報保護法は確実に権力側のいいように運用されていることがわかる。

しかも、学校や地域で名簿も作ることができない。事故があって、身内がどの病院に入院しているか問い合わせても答えてくれない。こんな不都合も多々出てきている。

これなら、いっそのこと個人情報保護法なんてなくしてしまったほうがいいのではないだろうか?
悪法、世にはばかれり。


面会病院の面会のお知らせ(病院名修正)

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移転費は税金から払われます

リフォーム詐欺会社でもこんな暴利をふっかけないだろう。

先月28日付のグアム最大手紙パシフィック・デイリー・ニューズは米軍再編に伴う在沖縄海兵隊司令部の移転費用について、グアム側がインフラ整備などに必要と見積もっている額は10億ドル(約1200億円)に過ぎないと報じた。
現在、日米外交・軍事審議官級協議においてアメリカは移転費用の総額を100億ドル(約1兆2000億円)としているが、この差はいったいなんなのであろうか?

そもそも、アメリカが示している100億円という額は嘘っぱちであるということは、前々から指摘されていた。
2005年5月に米議会海外基地見直し委員会は「最大で29億ドル(約3480億円)」とブッシュ大統領に報告しています。最大でそれだけしかかからないと見積もっていたものが、それから1年もたたないうちに、100億ドルを要求するにいたったのだ。
日常にたとえると、家を建てるのに1年前には3500万まででできますよと業者が見積もっていたのに、今になって1億2000万円かかるって言っているみたいなもんだ。納得しろって言うほうがおかしい。
しかも、パシフィック・デイリー・ニューズの言うことが本当ならば、このたとえで言うと、下請け業者に聞いてみたところ、下請け業者は「われわれは1200万円の仕事を請け負った」と言っているようなものだ。

これらの水増し請求の原因はわかっている。
アメリカは泥沼と化したイラク戦争による戦費負担が重くのしかかっていて、いまや破綻寸前とまで言われている。これを何とかして調達しなければならない。そのためにも一番交渉相手として易い日本から分捕ってこようとしており、思いのほか政治家やマスコミも騒がないので、どんどんと吊り上げていっている状況なのだ。
冷戦崩壊後のドイツから撤退した米軍にドイツ政府は1マルクも負担してはいない。韓国からも撤退したが、韓国も全く費用負担していない。どちらも、アメリカが要求すらしていないからだ。
今回の米軍再編でドイツから2個師団の移転が決まっているが、この費用に関して米独政府間で費用の話は話題にはなっていないのだ。
ポチ小泉の日本だから堂々と費用負担を要求しているのだ。

それにしても、アメリカさん。
実際の10倍の費用を見積もっているあたり、リフォーム詐欺会社も真っ青な利益のえかたですね。しかも、軍事をちらつかせながら。これでよく「正義」と言えるものですね。
日本ではこういう人を「やくざ」というのですよ。

移転費米軍の示した移転費の変遷

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「継続」という世界記録

4月9日、阪神―横浜戦において金本知憲選手が904試合連続フルイニング出場という、世界記録を打ち立てた。

フルイニング出場というのは、打てなくなったらもちろん駄目で、守備が悪ければ守備固めとして途中交代もありうる、足が遅ければ大詰めのときに代走が送られるので、走攻守すべてが整っていなければならない。しかも、これを連続で続けるためには、死球にも負けない強靭な体と、そして休みたいという精神的な甘えにも打ち勝ち続けなければならない。
まさに、心技体すべてが超一流でなければ成し遂げられない記録なのだ。
本当に金本選手には賛美の言葉しか思い当たらない。

そして何より、この記録をマスコミがこぞって評価しているというのは、本当にすばらしいことだと思う。
ことしの新入社員に対するアンケート(日経産業新聞調べ)によれば、今回就職した会社に定年まで働きたいと答えた人の割合は34.19パーセントだった。
例年に比べれば安定志向が強いと言われる今年の新入社員だが、6割強の人間は入ったばかりの会社を辞めることを意識しているということを思えば、今回の「継続の記録」に対する評価というものは、いい影響を及ぼすのではないだろうか?

今年の新入社員は「ブログ型」と社会経済生産性本部は命名し、「表面上は従順だがさまざまな思いを秘め、時にインターネット上の日記を通じ大胆な自己主張をする」ことを特徴にあげている。
まあ、この命名自体、毎年恒例の流行に乗っかったお遊びみたいなものだからなんと言うこともないが、前出のアンケートによれば、ブログで情報発信したことがあると答えた人の割合は53.85パーセントにものぼり、情報発信したい人が多いということに驚かされる。
これだけ情報を発信したい人が多いならば、ソフトバンクの孫社長が日本で手がけようとしている、韓国の「オー・マイ・ニューズ」のような市民メディアが大成功するかもしれない。
今後の動きに俄然注目だ。

ともあれ、私のブログも数あるブログに負けないためにも、毎日更新とはいかないが月水金の定例更新日を守り、連続更新を続けていくことが評価につながると信じがんばっていこうと思えた金本選手の姿だった。
金本セレモニーで記念プレートを掲げる金本選手

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平成の大合併の功罪

平成18年4月1日をもって「平成の大合併」の第一幕が終焉した。

財政支援という「にんじん」を目の前に吊り下げて走らせた合併特例法も、3232あった市町村を約4割減の1820にまで減らしその役割を終えた。
実を言うと、私自身の出身の町もこの3月に吸収合併という形でなくなってしまい、なんとなく心の支えがひとつ失われたように感じられた。

もちろん、この合併による財政面での功は認めねばならない。
首長や助役、収入役の三役と市町村議員が計約22,000人減り、年間の経費削減は約1,200億円という。また、合併によって膨れ上がった職員数により、職員の新規採用を減らす可能性もある。行財政のリストラ効果はあったといえるだろう。
実際、私の出身の町でも多すぎるといわざるを得ない数の町会議員と役場職員がいたことは確かである。

しかし、それだけでは困る。自治体は本来、国ができないような地域に応じた仕事をすべきであり、規模が拡大されることにより財政基盤を強化し、よりきめ細かな住民サービスを提供しなければならない。
だが、実態はと言うと、公共料金の値上げ、田舎であるのに都市税の加算、そして役所が遠くなり行くことが困難になるなど不便が表面化してきており、この大合併の罪の部分が見えはじめている。

そして、これは見ることができないが、この大合併がもたらした最も罪たるところは、「住民としての意識をなくさせた」ことではないだろうかと思われる。
人は無意識のうちに慣れ親しんだ自然や街頭、そして人に愛着を持つものである。いわゆる「郷土愛」と言うものである。それが、市町村という単位と絡み合い、住民という意識を持つものであろう。であれば、この単位が取り外され、代わりに大きな箱が出てきたとしても、それにすんなりとはまることはできないだろう。
実際、私もそうである。決して新しくできた市の出身であるという意識は持てない。

湾岸戦争のときにやたらとその名前が取りざたされた、パトリオット・ミサイル。
この「パトリオット」を日訳すると「愛国者」となるが、そもそもこの「パトリオット」は「国を愛する」というよりも、「郷土を愛する」という意味合いが強いそうだ。

今回の大合併はさしずめ、政府から「パトリオット」への「ミサイル」だったように思われる。


P.S. 代わりに政府が押し付けるのは「愛国心」という、政府にとって利用しやすい意識なのである。


合併グラフ市町村の数の推移を表すグラフ

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NHK職員の処分を迫った政治家

前回に引き続いて、NHK関係の話になり、興味のないひとには申し訳ないが、これは見過ごすことができないし、また新聞、テレビなどほとんど反応していないので、ここで取り上げなければならない。

3月30日、 NHKの新年度予算を審議した参議院総務委員会で自民党の山本順三議員は、先の公判における永田浩三氏の証言(松尾氏と野島氏が安倍氏に呼びつけられたのではなく、自分たちから出かけたことにしようと打ち合わせをしたと上司から聞いたと証言したこと)を取り上げ、NHKの公式の見解と違った証言をした同氏の言動にどういう「けじめをつける」つもりか、と橋本会長に迫った。
これに対し、橋本会長は「適切に対処したい」と語り、処分をぼやかしている。

また、一方で朝日新聞の処分を引き合いに出し、NHKはそれに比べ「甘い」とまで述べ、「NHKの自浄能力に期待する」と最後に述べているのだ。

これを最初にテレビの国会放送で見たときは、「まあ、これくらいは自民党なら言うだろう。」というのが私の感想だったが、よくよく考えると、ものすごいことである。
国会の場で、公然と政治家がNHKという一企業に対して人事権というところまで介入し、またNHK側はそれに抗すこともできず、ぼやかしてしまっている。
さらにNHKの処分は甘いのできちっと処分するようにという、念押しまでおこなうという、凄まじさだ。

このような、不誠実がまかり通っている国会という場はなんと意味のないところなんだろうかと思う。内部告発については「公益通報者保護法案」が一昨年成立し、また各方面から、これでもまだ内部告発を保護できる状況にないと批判され、流れとして内部告発をより保護する方向に向いているにもかかわらず、今回の総務委員会では、内部のものが裁判で証言したことに対して、保護するどころか処分せよと迫っているのである。

これは、やはり自民党の安倍氏や中川氏といった有力政治家がかかわっているからであろう。
つまり、自分たちに害のない内部告発は奨励、害のある内部告発は処分せよと自民党は言っているのだ。

こういう状況を見るにつれ、あの悪名高き「治安維持法」が復活するのは、目前であると感じずにはいられない。


この総務委員会の様子は参議院のインターネット中継から見ることができます
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.phpからビデオライブラリ→会議検索→3月30日→総務委員会の横の参照ボタン→山本順三(自民)の横の動画ボタンを押すと見ることができます。ぜひ皆様ご覧になってください。


yamamoto総務委員会で質問する山本順三氏

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ワンセグ放送とNHK

2006年、4月1日、ついに始まったワンセグ放送の状況を見てみようと思い、新宿、渋谷の電気屋をはしごして、いろいろと見て回り、また店員さんにもいろいろと質問してみた。

ワンセグ放送とは、まあいろいろこまごまとした説明を見たい方はこちらにとんでいただくとして、要するに携帯電話で見るテレビ用の放送といってしまっても過言ではないものだ。
そして、今までの携帯テレビとなにが違うかというと、アナログからデジタルになったことで画質が格段によくなったというのだ。

実際、電気店で見てみると、今までの携帯テレビの「砂嵐」のイメージと異なり、実にクリアで我が家の10年物の据え置きテレビより画質がいいのではないかと思えるほどだ。
放送内容も、普通の地上波とまったく一緒で、NHKも見られれば他の民放も見ることができる。
さらに、字幕表示やデータ放送に対応しており、すべての放送に字幕を写すことや、今放送されていることに関するデータを表示し、アクセスすることができる内容となっている。
まさに、今、竹中懇談会が取り上げている「放送と通信の融合」を先取りした放送となっている。

実際に手にとって見た感想としては、「これは確実に広まるだろうな。」と予想できるほどのできである。
店員の話によれば、今はまだ電車の中や地下鉄では入りにくいらしいが、実際に入るようになると時間をつぶすのに最適といっていいアイテムとなり、携帯電話に標準装備される日も近いのではないだろうか。(メールやインターネットのように)

しかしここで問題となるのはNHKの対応だ。
NHKの公式見解としてはNHKの放送を受信することができる受信機を設置した場合には受信料の契約が必要としている。
となれば、この携帯電話にかけてくるのは、もちろん視野に入れているだろう。(現在は世帯単位で受信契約をしてもらうので、改めて受信契約をする必要なしとしている)
しかも、i-modeのように月額300円くらいにして、携帯電話利用料の中にこっそり入れてくるのではないかと私は見ている。
そうすることによって、たいした負担ではなく(i-modeをほとんど使わない人からもあまり苦情がない)、しかも、絶対にとりっぱぐれないシステムを確立できるからだ。

そうすると、今の受信料不払いなどはとんでしまう。
たとえ300円とはいえ、携帯契約件数は8000万件ともいい、十分おつりがくるくらいの利益を上げられることが予想される。

政治家に番組介入させたNHKに対する視聴者の最後の抵抗も、新しい技術によって封じ込められるかもしれない。


onesegミニチュアテレビのようなワンセグ対応携帯電話

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