コラムニストになるために書く訓練をするのだ!!!

日々のニュースを私的視点から(なまくらですが)切り込む !! 1分ぐらいで読める分量を意識して書いています。 コメント欄で議論をしあえる場を作っていけたらなと思っています。

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イラク派遣が残したもの

イラクから自衛隊が撤収を始めた。
約2年半に及んだサマワでの活動は一体なんだったのか、私なりに考えてみた。

自衛隊派遣決定から実際に派遣するまでの期間はさまざまな議論がなされた。現地での自衛隊の活動内容、賃金、意味などは広く喧伝され、いまだに自衛隊の主任務を水の供給と思っている人もいるほどである。(実際は、2005年2月にODAにより大型給水施設ができたことから、自衛隊の活動は給水から学校などの建設になっている)

その後、現地で日本人人質事件が起こり、「自己責任論」などが巻き起こるなど、日本人の国家権力への傾倒がはっきりと表面化するようになってきた。

その後、大統領の選出、国民議会選挙などがあっても日本メディアはほとんど伝えることをやめた。
自衛隊を送り込んでいるにもかかわらず、まるでまったく関与してないかのように。

こうしてみてみると、結局のところ、自衛隊派遣がもたらしたものは「戦争への忌避感の麻痺」であったように思う。
それを裏付けるように、先月の内閣府の調査では日米安保条約体制を支持するという人の割合は78パーセントにものぼり、過去最高の数字を示した。アメリカこそが最大の戦争産出国であるにもかかわらず・・・

この状況に恐ろしさを感じずにいられない。
「陸自はひとりの犠牲者も出ずに、現地の惜別の声を背に撤収しようとしている。」
このように説明されると、今の麻痺情況では「では次ももちろん」となるのは確実である。
つまり、次の戦争の時には、派遣の是非の議論さえすっ飛ばされる可能性が高いということだ。
しかも、戦争が産業化しているアメリカについていくだけに、そんなに遠い未来ではないだろう。

イラク派遣が残したもの。
それは何よりも大きな「異状を異状と思わない」という意識だったのではないだろうか。
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テーマ:コラム - ジャンル:ニュース

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