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なぜ思想を縛るのか

民主党は十二日、党本部で「教育基本法に関する検討会」を開き、「日本を愛する心を涵養(かんよう)する」との表現を前文に盛り込んだ新法の要綱案を決定した。政府の教育基本法改正案と民主党案の「愛国心」をめぐる表記は次の通りである。

▼政府案(二条=教育の目標) 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできたわが国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。
▼民主党案(前文) (目指す教育は)日本を愛する心を涵養し、祖先を敬い、子孫に想いをいたし、伝統、文化、芸術を尊び、学術の振興に努め、他国や他文化を理解し、新たな文明の創造を希求することである。

これを見て本当に情けなくなった。
民主党はこの教育基本法改正がなぜ批判されているかをまったく理解していないということが浮き彫りになったからだ。
共謀罪にしてもそうであるが、これら一連の法案は政府が今まで手をつけられなかった、市民の思想を縛ろうとするところにこそ問題があるのである。
であるならば、規制するなら一貫して規制、反対するなら一貫して反対するのが本来のありようである。
にもかかわらず、民主党が共謀罪は反対、教育に関する法案に関してはよりひどい内容で愛国心を押し付けようとしているのは、ただ自民党に対する対抗軸としてでしか考えておらず、中身の精査などまったくもってなされていない証拠である。

それにしても、なぜここになって政治家たちは思想を統制しようとしているのだろう。
よく言われることには、戦前の浜口内閣時代によく似ており、開戦前夜だという人がいるが私はそうは思わない。
確かに現象として酷似していることは否定しようもない。
しかし、人々の心の中はだいぶ異なる。浜口内閣時代は、日露戦争、第一次世界大戦を経て、帝国主義賛美や日本不敗論といったいわゆる戦争賛成を唱える団体や人も多かった。
現在は、そんなことを唱える人はまったく相手にされないといってもいいだろう。
だから戦争しようとかそういう目的で思想を統制しようとしているのではないだろう。

私はこの思想の統制への動きは、インターネットが大きな要因になっているのではないかと思う。
インターネットという社会が誕生し、そこでは現実社会とは異なり思想だけが即時に、正確に、秘密に、しかも多数に送れるようになった。それは大きな力として具現化しうる可能性があり、また少しずつではあるが力を有し始めている。そうなれば、わからないだけに不安は膨張していき、その不安を取り去ろうという力が働く。当然、政治家など現権力者はその力を感じ、予防の必要性を講じていく。ましてや、その力は自分たちに牙を剥くかと思うと、迅速にことを進めなければならなく感じ、インターネットという手段よりもその内容である思想そのものを縛ろうとしているのであろうと思うのだ。

しかしそれが進められてはいけないのは、過去の歴史が証明している。
法律というのは一度流れとしてその方向に進んでいけば、よほどの外圧がない限りより強固な規制に向かっていくものである。
これくらいはと思っているうちに、何もできなくなる世の中になってしまうことは目に見えているのである。
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テーマ:コラム - ジャンル:ニュース

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  • 2006/05/22(月) 18:41:55 |
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