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自治体の政府不信

先週のNHKの番組で米軍再編について特集を組んでいた。
1日目はドキュメント、2日目は識者を呼んで討論、3日目は「日本のこれから」と題して視聴者参加型のスタイルでやるというのは、去年の8月13,14,15日の放送から確立したパターンで、これからもこのパターンを継承していくと考えられる。

番組的には総体としてすばらしいものに仕上がっていたが、最後の討論だけはいただけない部分が多々あった。議論を通り越しての罵り合いや、額賀長官の言い分を中心とした流れは、正直見ていて「生産性のない議論だ。これでは基地に関係のない町に住んでいる人は米軍再編なんてほとんど興味もないのに、さらに興味がなくなるだろうな」と思わざるを得なかった。まあ、生放送なので仕方のない部分ではあるが・・・

それにしても、この番組に出ていた額賀防衛庁長官だとか、防衛問題の自民党のスペシャリスト石破元防衛庁長官、そして外交問題として語る麻生外相、小泉首相など自民党、政府関係者が決定的に間違っている視点がある。
それは、なぜ地元は一様に反対するのかという視点である。
彼らはきっと「米軍基地は危ないからどこの町でも反対するのは当然である」だとか「戦略的にお金を引き出すために反対をしているのだろう」とでも思っているのだろう。これは小泉首相の「賛成か反対かといわれれば、だれでも反対するでしょう」であるとか、自民党幹部の「地域エゴイズムだ」という言葉に代表されて表れている。

キャンプ座間を抱える座間市の星野市長は自他共に認める保守系の政治家であった。米軍基地との親善交流行事にも出席する、まさに基地容認派である。彼は6期連続で市長に当選しており、座間市民としても基地を容認していたと考えてよいだろう。
そんな町が、今回の米軍再編においては反対行動を起こした。3月11日の基地強化への抗議デモ行進で先頭を切ったのは、ほかならぬ星野市長であった。
反発の背景としては、まったく政府側が説明をしてこなかったことがあげられている。星野市長は正式な報告の一年以上前から、政府に対して移転の説明を求め続けてきた。だが、政府側は「具体的な話は一切ない」とはぐらかしてきた。その後、急転直下的に昨年11月の中間報告となったのである。

私が直接取材した岩国もそうだ。
かの地は岸信介、佐藤栄作を生んだ熱烈な保守の土地柄で、日本で最もうまくいっている米軍基地といわれていた。だがこの町でも、事前交渉がまったくないまま中間報告における米艦載機の移転という負担増を言い渡された。これにより、3月12日の投票では約90パーセントが反対票を入れており、圧倒的な「ノー」というメッセージを発する結果となった。

前出の額賀長官は「住民投票の結果は国の専権事項である安全保障において意味を持たない」という筋のことを言っている。また防衛庁内では「地元の了承を取ることは不要だ」という声が多数を占めているという。
しかし、この思い上がりこそが地元で反発を食らう主要因である。

例えば、あなたの家の隣の土地に国が勝手にごみ処理施設を建て始めたらどう思うか。
きっと文句のひとつも言うでしょう。
それを周りが「ごみ処理施設は必要だから」といっても、納得できないでしょう。

決して基地反対運動はエゴなどではない。


錦帯橋岩国市の観光名物・錦帯橋

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日本の,これから

 米軍再編を受けたNHKの討論番組。見るつもりはなかったのだけれど,一部見ました。朝まで生テレビなんかと比べると,市民参加型だったので,割合落ち着いた議論ができていたのではないかと思います(もちろん,議論は噛み合っていないですけれど)。 やはり,基地の現

  • 2006/06/14(水) 19:26:03 |
  • dubdub雑記帳

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