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出生率とホワイトカラー・エグゼプション

私の兄に2人目の子供ができるらしい。
この一ヵ月の間には生まれるそうだ。すでに性別はわかっているらしく、名前までもう決めているという。
出生率アップという国策に貢献している兄には心から敬意を表する。
私にはできないであろうからなおさらのこと・・・(笑)

話はそれたが、今月1日に厚生労働省が発表した出生率は1.25と過去最低を更新するものであった。特に東京の出生率は初めて1.00を割り込み0.98という数字になっている。ひとりも生まない夫婦が普通になっているという現状である。

だが、そうなるのは致し方ない。
現在、少子化対策を推し進めるべき厚生労働省は「ホワイトカラー・エグゼンプション」なる制度を導入しようとしている。これは、簡単にいえば、労働時間規制そのものをやめてしまい、世の中から「残業代」というものを一切なくしてしまおうという制度である。
こんなものができてしまえば、企業はいくらでも残業させるだろうし、それにいやとはいえない労働者はこき使われざるをえない。

一昔前、政府は「子育てできない男を父とは言わない」というような胡散臭いキャッチフレーズで、全面的に男の育児参加を啓蒙していた。これに感化されてか、マスコミは父親も子育てに参加する時代であるという声を上げてきた。それゆえ、夫の子育て参加を当然の事と思っている女性たちも多いだろう。一方で、会社からは残業は当然だといわれる。2つの当然にはさまれて、男はどうすればいいのだろう。
そのような状況であれば、子供はいらないという選択をする男性が増えるのは、それこそ「当然」ではないだろうか。

前にも書いたのだが、政府のすることはいちいち矛盾している。
出生率を上げたいのなら、逆に残業をあいまいにしている会社をしっかりと取り締まる。
そちらの方向に進んでいかねばならない。

経済など、所詮人がいなくなったら成り立たないものである。
雇用者の都合だけを考えての制度などは国を滅ぼす元である。
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ここ(←クリック)で紹介した日本版ホワイトカラーエグゼンプションの全容が,ここ(←クリック)の9頁末尾以降に掲載されています。水口洋介弁護士のブログ(←クリック)で紹介されているものです。労働政策審議会労働条件分科会を傍聴した水口弁護士は,日本版ホワイト

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