コラムニストになるために書く訓練をするのだ!!!

日々のニュースを私的視点から(なまくらですが)切り込む !! 1分ぐらいで読める分量を意識して書いています。 コメント欄で議論をしあえる場を作っていけたらなと思っています。

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ニューヨーク3日目

今日は本当にバタバタの一日だった。
まず朝に「ピースフル・トゥモローズ」主催のイベントでニューヨークを訪れていた、アフガニスタンで兄弟をなくされた女性の話を聞き、その後DCTVという地元のテレビ局で話しを聞き、すぐにもう一度「ピースフル・トゥモローズ」のコリーさんの話を聞き、続いてノーベル平和賞候補にもなったコーラ・ワイズさんの話を聞くという、詰め込んだスケジュールになっていた。

ここで「ピースフル・トゥモローズ」の紹介をしておこう。
「ピースフル・トゥモローズ」は2001年9月11日、あのテロによって家族を失った遺族たちで作られた団体である。でありながら、彼らは家族を失うつらさをアフガニスタンの人々にも味あわせてはならないと、遺族でありながらアフガン攻撃その後のイラク戦争に一貫して反対をしてきた団体である。このような団体は、ほかには例がなく、「ピースフル・トゥモローズ」が設立されたのはアメリカの奇跡だ」とさえ言われているほどである。
自分たちが被害を受けたにもかかわらず、他者を思うことができる想像力。これは、本当にものすごいことである。ただでさえ、直接の被害を受けていないアメリカ人、そして今の日本人も他国のものに対して想像力を失ってしまっているのに、被害者という立場に立たされながらそれを持ちうることのすごさ。本当にすごいとしか言いようのない団体である。

彼らの何人かに話を聞いたのだが、彼らが口をそろえて言うのは「この5年間で一番変わったのは自分自身である」ということである。最初はアメリカ国内から白い目で見られ、2003年の大統領選挙のときなどは、批判が集中し、脱会した人もたくさんでたという。しかし、根気よく活動を続け、この会を通じ、さまざまな国の人と会うことによって、自分がわからなかったこと、そして平和の思いは万国共通だということを知ったという。それが、現在の自分たちを支えているという。

現在日本では、一国主義的な考えをした人物が首相になろうとしている。
それを、一国主義的なものの見方をした人たちが応援し、まさに日本主義へ突っ走ろうとしている。
この「ピースフル・トゥモローズ」はアメリカ愛国主義を、世界平和精神において対抗しようとしている。われわれも、世界ともっとつながらなくてはならないのではないか?

「ピースフル・トゥモローズ」の中心で活動するデビッド・ポトーリーさんはこうも言ってくれた。
「日本人が、九条の不戦精神を世界中に広げていくことを、私個人としては強く願っている。」
決して九条は異端なのではない。アメリカという国に行ってそれが確認できただけでもよい旅であったといえよう。

明日にはアメリカを出る。この取材記もあと一回。
アメリカで書くのはこれで最後か。

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国連本部前にて。書いてある言葉はすばらしいが・・・

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ニューヨーク2日目

グランウンド・ゼロに来てみてまず最初に思ったこと。
それは、8月15日に行った靖国と同じだなということ。
ここに来れば、加害者である自分たちを省みることなく、被害者としての自分を確認できる。
そして、被害者という立場が、自分たちが何をしているのか、何をしてきたのかという傷にかさぶたをするように、すべてを覆ってくれる。自分たち自身がその傷をつけたことも忘れて。
そして、そのような被害者を誇張する形で群がるメディアたち。
CNNは朝からぶっ続けで特集を組み、ほかの局も軒並み大々的に取り上げている。
現場には、NHKやテレビ朝日などもいて日本も参戦していることがわかる。

しかし、ここではまだ靖国よりましな点がある。
表現の自由が守られていることだ。
靖国では、靖国史観よりの表現については、堂々と境内でアピールし、さらには署名まで募っていたが、反対派は境内にさえ入れてもらえなかった。
ここグラウンド・ゼロでは「タリバンをぶっ潰せ」といった表現も、「テロはアメリカ政府が仕組んだことだ」といった表現も自由になされている。

私は常々思う。偏ったものがたくさんあり、それらがそれぞれ何の制限なく表現ができる。それこそが、本当の表現の自由のある国なのではと。

「アメリカ陰謀説」を主張している人に話を聞いてみると、数年前はこのようなことを言うことすらできなかったという。
そういう意味では、アメリカは表現の自由のある国に戻ってきているのではないだろうか。
一方で、いかに日本が危ない領域にノーブレーキで突っ込んでいっているかがよくわかってくる。政府のあからさまな言論を封じる数々の法案、加藤紘一氏の言論に対する威嚇、それに対する首相の遅い遺憾の意など、本当にブレーキのかかるそぶりもない。

やはり、今の日本はとんでもなく危険な水域にまで達している。
そう考えさせられた、9・11の現場であった。


DSC03779.jpgここに、あの大きな2つのWTCビルが建っていたとは思えないほど調和した感のある跡地

DSC03781.jpg来訪者たちが置いていった花束

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ニューヨーク1日目

今日はニューヨークへ列車で移動した。
列車は、飛行機と違ってまったく手荷物検査をしないことにかなり驚いた。
イギリスにしてもスペインにしてもインドにしてもテロは列車で行われているにもかかわらず、このアメリカではほとんどノーマークなのだ。飛行機に乗るときの、顔写真を撮って指紋までとるという念の入れようがなんだかこっけいにさえ見えてくる。

ニューヨークについて時間があったので、ホテルから近いブロードウェイを歩いてみた。
テレビなどでよく見る光景にちょっと興奮を覚えつつも、そこにあるものは目新しいとはあまり感じず、いささかがっかりした。なんと言っても、東京の新宿や渋谷の町と似てしまっているのだ。人工的で、派手な電飾、大音量の音楽がすべてを消してしまう。そんな町なのである。
自分がもう少し芸術に興味があれば、ミュージカルシアターなどがたくさんある様子に感動できるのであろうが、残念ながらまったく興味がないので、何の感情もわいてこない。
よっぽど、ボストンの町並みのほうが感慨深いものがあった。

数多くのミュージシャンが演奏したというハードロックカフェにも入ってみたのだが、日曜日だったので生演奏はなされておらず、単なるアメリカのバーであった。

明日は、いよいよメインイベント、5年目の9・11にグラウンド・ゼロに行くことになっている。
5年前、自分は大学生で、その映像を近くの電気量販店で見て、「なんかすごい映画をやっているな」と通り過ぎ、家に帰ってニュースで見たときには、「これから世界はどうなるんだろう」と当惑した。
その現場に自分が行く。
じっくりその現場をみて、そこからじっくりと考えたいと思う。

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左、ボストンの町並み。右、ブロードウェイの様子

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ボストン2日目

今日はあのハーバード大学に来た。
たぶん世界でトップのエリートたちが集まる大学だろう。
ハーバード大学は私立大学であるが、日本で言うところの東大、そしてすぐ近くのマサチューセッツ工科大学は日本で言うところの東工大にあたるのであろうが、その規模は比べ物にならないほどである。
自分が通っていた大阪大学を基準に東大を見たときは、この東京の一等地になんて大きな敷地を持っているのだろうと驚いたものである。しかし、ハーバードの場合、町ひとつが大学という具合である。そして、アメリカ映画などに出てくる大学そのままの芝生が生えそろい、学生がその上に座って話し、運動をするといったまさに高校生のころ僕たちが夢見ていたキャンパスライフそのものの情景が目の前にあり、「こんなところで勉強できたらなあ」とかなわぬ思いをつい口にしてしまった。

学生たちとの話は、詳細には話すことができないが、正直実りの多いものというものではなかった。僕たちが求めていた「アメリカから見た日本」という視点はほとんど出てこず、「日本のメディアを通じて知った日本を研究すると・・・」という話に終始し、すでに聞きなじんだ言葉が羅列され、この旅の目的を満たすものではなかった。
しかし、その後の仲間内でのミーティングでさまざまな意見が飛び交い、かなり深い視点を探り合うことができたのは、このメンバーのすごいところであろう。このメンバー内でいつか自分もしっかりとした意見が言えるよう精進していかなければ・・・

夕食はチャイナタウンの香港小食で食べる。
ここの鴨と豚の照り焼きはしびれるくらいおいしかった。
客層は中国系ばかりで、ボストンというアメリカ発祥の地にもこれだけ多くの中国系がいることにびっくりするとともに、中国人の強さを見たような気がした。

「美しい国」といって、日本国内に閉じこもっているばかりではダメである。
すでに「JAPAN AS No.1」の時代は終わったのである。
中国人を見習って、どんどん国外に出て行かなければ、本当の強さは得られないのではないか。
そう思わせてくれた、ボストンの小さな、しかしとてもおいしい中国料理屋であった。


DSC03742.jpg     DSC03740.jpg
ハーバード大学内の様子。ちょうど入学の時期であったので、多くのサークルなどの勧誘が見られた。

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ボストン1日目

今日は、ボストンへ移動した。
サンフランシスコ~ボストン直行便がなく、シカゴを経由して行ったので、合計3都市を今日見てきたことになる。

シカゴは、空港に立ち寄っただけで、あまり詳しくはいえないが、それぞれに違いがありなかなかおもしろい。
サンフランシスコは、前述したように、浮浪者や1980年代になんの保証もなく病院を追い出された精神病者などがたむろし、夜に出歩くのはあまりに危険で臆するほどである。街中も雑然としていて、とてもここで暮らす気にはなれない。
シカゴは、飛行機から見える景色はとても広大で、また公園やゴルフ場などが点在し、ゆったりとしたなかなかよさげな町である。
ボストンは街中もきれいで、浮浪者もほとんどいない。コメディや劇、音楽の劇場が数多くあり、夜には見終えたセレブな白人たちが闊歩する、とても安全な町である。
交通手段も安く、なかなか住みやすそうな町である。
アメリカの大都市でもこれだけ異なるのであるから、ブッシュの地盤である田舎などとの違いはもっとあるのだろう。まだまだアメリカは自分にとって未知の国であることを思い知る。

英語を詳細に話せるようになって、一人でアメリカを見て回れるような機会をいつか持とうと強く誓ったこのたびの折り返し地点であった。


DSC03737.jpg
シカゴ上空からの写真

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